2015年日韓国交正常化50年記念
創作オペラ ザ・ラストクィーン
朝鮮王朝最後の皇太子妃
日本の皇族でありながら朝鮮王朝の皇太子の元へ嫁いだ李方子(りまさこ)妃。
ふたつの祖国に捧げたその激動の人生が、戦後70年を経て現在に甦る……
メディア掲載(NHK、新聞各紙など)
2016年11月
大好評につき再演決定!(東京)
2015年9月の新国立劇場での初演は満員にて終了しました。
多くの方のご要望に応じ、来年、再演が決定しました。
NHKの番組でオペラ「ザ・ラストクイーン」が紹介されます
NHK BS1スペシャル
“韓国の母”になった日本人 〜朝鮮王朝最後の皇太子妃・李方子〜
本放送:2015年12月26日(土)午後10時00分〜午後10時50分
再放送:2015年12月28日(月)午後6時00分〜午後6時50分

日韓国交正常化50周年記念 特別企画
創作オペラ ザ・ラストクィーン
Opera The Last Queen |
主演 Chon Wolson
台本 Kinoshita Nobuko・Chon Wolson
作曲 Son Donghoon・Ryugetsu
演出 Kim Sujin
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衣装協賛
学校法人 文化学園
協力
草田繊維キルト博物館
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オペラ「ザ・ラストクィーン」について |
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この作品は日本と韓国の狭間におかれながらも、「和」を求め一生を捧げた李方子(りまさこ/イ・バンジャ=1901年~1989年)妃をモデルとしたモノオペラである。
李方子妃を演じるのは、歌を通して日韓を繋いできたプリマドンナ・田月仙(チョン・ウォルソン)。自らがその実像に迫るため日韓で取材を続けてきた。近年、方子直筆の日記や手紙、写真などが発見され、それらの資料を元に台本を練り上げた。
また舞台では、当時方子妃殿下が婚礼でも着用された朝鮮王朝の宮廷の大礼服・翟衣(チョグィ=적의)という特別な衣装が使用される。翟衣は1990年に日本から韓国へ寄贈され、国立古宮博物館に所蔵されている。現在は公開されていないこの衣装が、草田繊維キルト博物館により復元され、所蔵している学校法人文化学園の協力の元、レプリカを制作し舞台で使用する。
音楽は現代音楽に日韓のリズムを取り入れたオリジナル新作である。李方子妃の語られざる心の軌跡に迫る歌姫渾身の舞台。新たな芸術表現と「魂の歌声」に大きな期待が寄せられている。 |
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オペラ「ザ・ラストクィーン」の初演を祝福いたします |
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廣橋興光
李 源
李 公宰
朴 夏順
康 聖淑
大沼 淳
金 順姫
鮫島章男
武藤正敏
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(李方子妃 甥)
(全州李氏大同宗約院 総裁/皇嗣孫)
(李方子妃 元秘書)
(社団法人 慈行会 理事)
(明暉園 元園長)
(学校法人 文化学園理事長)
(草田繊維キルト博物館 館長)
(日韓文化交流基金 会長)
(元在大韓民国特命全権大使)
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あらすじ
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……1916年夏、日本の皇族、梨本宮家の娘・15歳になったばかりの方子(まさこ)は自分の婚約を新聞で知る。相手は日本に留学していた旧大韓帝国の皇太子・李垠(りぎん/イ・ウン)。政略結婚と言われたが、ふたりの間には真実の愛が生まれる。
結婚後、生まれたばかりの長男・晋(シン)の死(毒殺説もある)など次々に困難が襲いかかるが、そんな中でも方子は夫である李垠殿下の苦悩を理解し影となって支えた。
しかし太平洋戦争が終わると、二人は皇族の身分も国籍も全てを失う。もはや韓国人でもなく、日本人でもない、と絶望する夫。それまで夫に従っていた方子は、これからは自分が夫を守ると決意。夫を故国に帰そうとするが、難航する。
ようやく、二人に韓国へ渡る許可が出たのは、戦後20年近く経った日韓国交正常化直前のことだった。しかし、夫はすでに病に侵されていた……。
方子は、夫の死後も韓国に残り日韓両国のために尽くそうと誓う。当初は冷ややかな視線を浴びながらも、方子は韓国の恵まれない子供達のための福祉活動に身をささげる。
そしてついには「韓国の母(オモニ)」とまで呼ばれるようになる。朝鮮王朝最後の皇太子妃、ラストクィーン李方子(りまさこ/イ・バンジャ)。87歳で死去した際は、韓国民の涙で見送られ、その葬列は数キロにも及んだ……。 |
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わたしの大切なふたつの祖国
たがいの母なる国よ 幸あれ。ともに、永遠(とわ)に……
台本 Kinoshita Nobuko・Chon Wolson
作曲 Son Donghoon・ RyuGetsu
演出 金守珍 Kim Sujin(新宿梁山泊)
piano 富永峻
NEARミュージックアンサンブル
打楽器 高橋明邦
バレエダンサー 相沢康平
vocalアンサンブル
田中由佳
星野律子
石山陽太郎
相原 嵩
舞台監督 ユニオン・ステージ・カンパニー
照明 小林英典
音楽監督 田月仙
ヘアメイク きとうせいこ
写真撮影 菊地健志
デザイン 指宿玲子
プロデューサー 木村鷹秀
制作協力 新宿梁山泊 LIGHTSHIP Team Wolson
衣装協賛 学校法人 文化学園
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