田月仙(チョン・ウォルソン)ソプラノリサイタル

海峡のアリア part 4

2011122(金)19:00 

Hakuju Hall 白寿ホール(東京)

喜びも 悲しみも 歌の翼にのせて…

「海峡を越えた歌姫」がお届けする

待望のリサイタルシリーズ 第4弾!

 


大好評の「海峡のアリア」シリーズ第4弾

「あの感動をもういちど……」

寄せられた多くの思いを新たな歌に託して

アンコールのご要望にお応えしてお見逃しなく!
 


 

田月仙(チョン・ウォルソン)リサイタル 海峡のアリア パート4

会場:Hakuju Hall 白寿ホール

〒151-0063 渋谷区富ヶ谷1丁目37-5 Tel 03-5478-8867

最寄駅: 代々木公園駅(千代田線)・ 代々木八幡駅(小田急線)徒歩5分

 

公演日時:2011年12月2日(金) 19時開演

チケット: 料金:全席指定 5000円
CALAF.NET(カラフ・ネット)  申し込みMAIL
 電話03-3366-1229  ファックス03-5338-4702

wolson.com  申し込みMAIL

主催 CALAF.NET(カラフ・ネット)

 

後援 駐日韓国大使館 韓国文化院


■公演問い合わせ先:CALAF.NET(カラフ・ネット) calaf.net
電話03-3366-1229  ファックス03-5338-4702 email 

IAW(アイエーダブル) iaw.co.jp  email

 

 

 

再会願う歌 届ける
在日コリアンのオペラ歌手、田月仙(チョン・ウォルソン)さんが、来月二日に渋谷でリサイタル「海峡のアリア」を開き、都内暮らす福島県の被災者を招待する。田さんは、朝鮮半島出身者が南北分断で翻弄された苦悩や希望を歌ってきた。故郷に帰れない被災者の痛みを自分の家族に重ね、「少しでも元気になってほしい」と願う。
 田さんは、立川市生まれの在日二世だ。一九八三年にオペラ歌手としてデビュー。二〇〇二年のサッカーワールドカップ日韓大会で日韓首脳の前で独唱するなど、「海峡を越えた歌姫」と称された。兄四人が帰還事業で北朝鮮に渡り、母親が苦しんでいたことを著書「海峡のアリア」で告白した。〇七年から同名のリサイタルを年一回開いている。

 大震災が起きたとき、エジプトにいた。革命の空気を肌で感じたくて、欧州での仕事に向かう途中に立ち寄った。ホテルのテレビに映った巨大な津波に寒気を覚えた。
 田さんは帰国後、車で福島県相馬市に向かう。少女時代、両親が事業に失敗したため、一家は田さんひとりを東京に残し、同市に三年間暮らした。一度だけ現地に母親を訪ねたが、当時の風景などは記憶に残っていない。約三十年ぶりの福島で被災者に「何か歌を届けたい」と思った。
 リサイタルのテーマは「祈り」。アヴェ・マリアのほか、「南であれ北であれ、愛する兄弟ではないか」と呼び掛ける「高麗山河わが愛」など、離別した人の再会を願う歌を披露する。最後に「ふるさと」を皆で歌う予定だ。「被災者の皆さんと少しでも痛みを分かち合うことができれば」と話した。
 リサイタルは午後七時から、白寿ホール(渋谷区富ヶ谷一)で。定員三百人。チケットは全席指定五千円。問い合わせはカラフネット=電03(3366)1229=へ。 



   


出演

 田月仙(チョン・ウォルソン)ソプラノ  Chon Wolson  sop

東京生まれ。世界各国でオペラやコンサートに出演。豊かな表現力とドラマティックな歌声で聴衆を魅了。NHKETV特集「海峡を越えた歌姫」が放映され全国に感動を呼んだ。日韓朝各国の首脳の前で独唱。W杯日韓共催記念オペラ「春香伝」日韓両国にて主演。ルーマニア国立オペラ団「カルメン」主演。東京オペラプロデュース「サロメ」「ねじの回転」ほか主演。TBS NEWS23「田月仙ライブ」「山河を越えて」、NHK「クラシックアワー」、KBS「日曜スペシャル」、MBC「成功時代」など日韓のテレビにも数多く出演。CD「山河を越えて」、著書「海峡のアリア」、「禁じられた歌」好評発売中。二期会会員。 
ホームページ www.wolson.com

 

羽山晃生 テノール Hayama Kosei Tr

武蔵野音楽大学卒業。同大学院修了。二期会オペラスタジオ修了後イタリアに留学。多くのコンクールに入賞。帰国後、新国立劇場、二期会、東京オペラプロデュース、東京室内歌劇場を中心に多数のオペラに出演。その他、宗教曲・ドイツリート・日本歌曲を中心にコンサートを展開、最近はピアノ弾き語りの活動も行っている。一昨年は、カメラータ東京から武満徹ソングスのCDをリリース。今年はオペラ彩『ゼッキンゲンのトランペット吹き』、江東オペラ『道化師』、東京オペラプロデュース『ブリーカー街の聖女』(日本初演)新国立劇場『サロメ』等に出演。二期会会員、東京オペラプロデュースメンバー、東京室内歌劇場会員。

 

朝岡真木子  作曲家・ピアノ Asaoka Makiko pf

東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。作品:女声合唱組曲「妖精模様」・女声合唱組曲「まほろばの大和し美し」・歌曲集「花筏」(全音楽譜出版社)、歌曲集「愛は光の中に」(音楽之友社)、歌曲集「紅芙蓉」(日本作曲家協議会出版)、朝岡真木子歌曲集1,2(創楽工房)、モノオペラ「人形の空」、オペラ「坦庵熱き心の火」オペレッタ「夫の宝物」等。
(社)日本演奏家連盟、(社)日本童謡協会、各会員。(社)日本歌曲振興会 理事。